<本>ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集 森見登美彦
文字通り森見登美彦さんの対談集。
14人の人と対談してます。
いわゆる芸能人な、劇団ひとり、本上まなみ、漫画家の羽海野チカ、同業の小説家・・・。
ウミノ先生はもともと好きだし、『夜は短し歩けよ乙女』の文庫版解説(イラストで)も面白かったので、読むの楽しみでした。
そして森見さんにとって本上まなみさんはマドンナだったんですね・・・。
確かに自転車「まなみ号」ってあったわ。
ラストの「10年前の森見氏」と「現在の森見氏」の対談が面白い。
「君は大学院で竹の研究をしているだろう。しかしいずれ気づくのだよ。君が好きなのは竹林にたたずむことであって、生化学的に竹の謎を解き明かしたいわけではない。」
ここ、笑うと共に納得しました。
好きなんだけど、どの方向性から「好き」なのかわからなくて、手段を間違えちゃうことあるよね!
表紙や文中のイラストがかわいくて、誰の絵だろう?と思ったら、「suicaペンギン」の坂崎千春さんでした。
そういえば表紙にペンギンがいるわ!